Protocols
Protocols
挿入したいDNAの断片をリン酸化しておくことによって、脱リン酸化したベクターとのライゲーション効率が向上する。その様な目的で、T4 polynucleotide kinaseによるリン酸化は行われる。
なお、TaKaRaの製品(10 U/μl)の系で記載してある。
1)減圧乾燥したDNAサンプルを42 μlの滅菌水に溶解
2)5 μlの10× T4 polynucleotide kinase Buffer、2.5 μlの10 mM ATP、0.5 μlのT4 PNKを加え、緩やかに混合
3)37℃に10分間インキュベート
4)65℃に10分間保持して酵素を失活
5)フェノール/クロロホルム抽出
6)クロロホルム抽出
7)エタノール沈澱、リンス、減圧乾燥
DNA末端のリン酸化
Wednesday, February 13, 2008