Protocols

 
 

★事前に用意するもの

・培地(一般的には1/2MS, -Sucrose, Hormone free, 0.25% Gellan Gum or 0.8% Agar)

・0.1% Agarose(滅菌)

・滅菌水道水

・滅菌1.5 mL容チューブ(エッペンチューブ)

・ピンセット

・1/10希釈 次亜塩素酸ナトリウム溶液

・1000 µL マイクロピペット

・1000 µL 滅菌チップ


○手順

1)シロイヌナズナの種子を適宜エッペンチューブに取る

2)1/10希釈次亜塩素酸ナトリウム溶液を400 µL程度入れてよく振る(種子に泡が付着したままにならぬように注意)

3)卓上遠心機で数秒間遠心して液と種子を全て底に集める

※ここから先はクリーンベンチ内で作業

4)滅菌チップをつけたマイクロピペットで、種子のみ残し、次亜塩素酸ナトリウム溶液を吸い出す

5)滅菌水道水を1 mL程度加え、チューブにふたをしてよくゆすぐ

6)卓上遠心機で数秒間遠心して液と種子を全て底に集める

7)滅菌チップをつけたマイクロピペットで、種子のみ残し、洗浄液を吸い出す

8)5〜7の操作(滅菌水でのゆすぎ)を3〜4回行う

9)0.1% Agaroseを400 µL程度(種子の数により適宜変更する)加え、ピペッティングで懸濁する

10)種子は0.1% Agarose中では沈まないので、適当な量を吸い取って1粒ずつ培地上に置いていく

11)播種後、培地の入ったシャーレはサージカルテープ(など)で封をして静置培養する

※必要に応じて、春化処理(4˚C、暗所[アルミホイルにくるんでも良い]、3〜7日)を行う。


 

シロイヌナズナの無菌播種

Monday, February 20, 2012

 
 

次へ >

< 前へ

Made on a Mac